【ガーベラを長持ちさせる飾り方】農家・松下園芸が教える花もちアップのコツ
- 松下園芸

- 2 日前
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こんにちは、松下園芸です。私たちは年間を通してガーベラを栽培し、全国のお客様に新鮮な花をお届けしています。日々ガーベラと向き合う中で、よくいただく質問のひとつが、「ガーベラをできるだけ長持ちさせたいのですが、どうすればいいですか?」というものです。
ガーベラは見た目が可憐で明るい花ですが、実は少し繊細。ちょっとした工夫で花もちが大きく変わります。今回は、農家ならではの視点で、ガーベラを長持ちさせる飾り方のポイントをわかりやすくご紹介します。
1. ガーベラの特徴を知ることが長持ちの第一歩🌼
まず、ガーベラの性質を理解することが大切です。ガーベラはキク科の植物で、茎の内部がスポンジ状になっています。そのため、水を吸いやすい一方で、汚れや菌が入ると詰まりやすいという弱点があります。
また、ガーベラの茎は柔らかく、花瓶の中で曲がりやすいのも特徴です。これらの性質を踏まえてお手入れをすれば、ガーベラの美しさを長く楽しむことができます。
2. 花瓶選びは「深すぎず浅すぎない水・清潔」が鉄則💡
ガーベラを飾るとき、意外と見落とされがちなのが「花瓶の形」。ガーベラの茎は水圧に弱いため、深い花瓶だと茎が水に押されて傷みやすくなります。
おすすめは、比較的浅めの花瓶(10〜15cm程度)。少量の水で茎をしっかり支えられる形が理想です。
ガーベラといえば浅水で、2〜3センチのお水で飾られることが多いですが、松下園芸のガーベラは少し違います。あまり浅すぎるお水よりも、ほどほどの10〜15センチのお水で飾る方が長持ちします!検証済みです✨
また、花瓶は常に清潔に保つこと。水の中で菌が繁殖すると、ガーベラの茎が腐りやすくなります。毎日水を替えるときに、軽く洗剤で洗ってぬるま湯ですすぐだけで花もちが大きく変わります。
3. 水の量と水替えのコツ📝
ガーベラに適した水の量は、「少なめ」と言われがちですが、松下園芸のガーベラは総出ではありません。 10〜15センチのお水が最適です!
さらに重要なのが、できればですが、毎日の水替え。お水を変えてあげる際、茎の先を1cmほどハサミでカットしてあげると、水の通り道が新しくなり、吸い上げがよくなります。
長く元気でいてくれるためのコツです!
4. ガーベラの飾り場所にも注意👿
ガーベラを長持ちさせるためには、置く場所もとても大切です。直射日光の当たる場所やエアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。乾燥や高温はガーベラの花びらを痛め、花もちを悪くします。
理想は、明るく風通しのよい室内。特に涼しい時間帯に風が通る窓際などは、ガーベラにとって快適な場所です。夜は少し気温が下がる場所に移動させると、さらに長持ちします。
5. 茎が弱ってきたときの応急処置⚠️
数日経つと、ガーベラの茎がくたっとしてくることがあります。そんなときは、次の方法で少しでも元気を取り戻させてあげましょう。
茎を2〜3cmカットする
新聞紙、不要な紙を巻く
冷たい水を入れた浅い花瓶に移す
涼しい場所に半日ほど置く
これだけで、ガーベラが再びシャキッとすることがあります。新聞紙で巻くのが難しければ、ワイヤーやストローを使って支えると◎。どちらでも簡単な方法をぜひ試してみてください!
6. ガーベラをさらに長持ちさせる裏ワザ👍
少し応用編ですが、ガーベラをさらに長く楽しむための農家の小技を紹介します。
花瓶のお水にキッチンハイターを1滴入れる。 水に少量加えるだけで、菌の繁殖を抑え、ガーベラの色持ちが良くなります。
水温は常温より少し冷たく 冷たい水の方が菌の増殖を抑えられます。夏場は氷を少し入れてもOK。
小さな工夫ですが、こうした積み重ねがガーベラの美しさを長く保つ秘訣です。
7. 松下園芸の想い🎁
私たち松下園芸では、毎日たくさんのガーベラを育てています。ハウスの中では、朝日を浴びて花びらを広げるガーベラが並び、その光景を見るたびに「この花が誰かの笑顔につながりますように」と願っています。
花を長持ちさせるコツは、単に技術だけでなく、花を大切に想う気持ちも大切だと、私たちは思っています。お世話のひと手間が、ガーベラをさらに美しく咲かせます。
最後のまとめ❕
今日からできる、ガーベラ長持ちのポイント
比較的浅めの花瓶と清潔な水を使う
水は10センチ程度・できれば頻繁にお水換え
茎の先を定期的にカット
直射日光・エアコンを避ける
支えを使って姿を整える
これだけで、ガーベラの花もちが2倍以上変わることもあります。
ぜひ、今日から実践してみてください。そして、もし新鮮なガーベラをお探しのときは、ぜひ松下園芸の花を思い出していただけたら嬉しいです。





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